ボーディングスクールは寄宿制の学校で、アメリカやイギリス、スイスに多くの名門校があります。世界でもトップクラスの子弟が通い、人脈を広げられることでも有名です。そんなボーディングスクールは、高額な学費が必要であることも知られています。中でも最も学費の高いボーディングスクールは、スイスの「ル・ロゼ学院」です。
年間にかかる学費は、およそ1,440万円と言われています。ル・ロゼ学院は、1880年に男子校として設立され、1967年に女子キャンパスが増設された男女別学です。主な卒業生には、ベルギー王国のアルベール2世やモナコ国大公のレーニエ3世など、錚々たる人物が名を連ねます。特徴的なのは、通常の校舎以外に冬用の校舎も設けられ、冬にはキャンパスを移動するところです。
日本では考えられないような広大な敷地の中には、室内プールやサウナ、スチームバス、ジャグジーなど、まるでリゾートのような施設があります。また、スケート場や屋外劇場、10個のテニスコート、30頭の馬を所有する馬術場も完備され、まさしく貴族が学ぶ学校という印象です。さらにヨットも所有し、18ホールのゴルフ場を利用することもできます。実は学費の高いボーディングスクールのランキングを見てみると、8番目までスイスの学校が独占している状態で、9番目と10番目にはようやくイギリスのボーディングスクールがランキングされています。
10番目に位置するイギリスの「チャーターハウス」でも年間で約640万円の学費が必要となりますが、中にはエコノミークラスの学校も存在しています。池袋のダイビングスクールのことならこちら